サンプリング・ビットとサンプリング・レート
2007年08月07日
CDが出始めた頃、アナログ・レコードに比べてCDは音が悪いと言われました。
今ではすっかりCDの音質に慣れてしまったので、音が悪いと言われてもピンと来ませんが、音楽がデジタルの時代になってからは、ある数字が音質を大きく左右しています。
音質を表す2つの数字
市販の音楽CDはすべて「16bit/44.1kHz」という数値に圧縮されています。
前者の「16bit」をサンプリング・ビット、後者の「44.1kHz」をサンプリング・レートと言います。
・・・・なんだか面倒な説明が始まったと思いましたね?
専門的な説明はインターネット上にいくらでもありますので、ここではわかりやすい例で説明しますから安心してください。
サンプリング・ビットは、どれだけ音を細かく保存できるかという、音の密度を表しています。ビット数が大きい=密度が高いほど、原音に近い状態で保存することができます。
サンプリング・レートは、1秒間あたりに保存できるデータの量です。こちらも単位が大きいほど再生時の音が良くなります。
但し数字が大きくなるほど音楽データも大きくなりますから、CDというメディアに収めるためには適当なところで妥協する必要があります。
カラヤンがCDの容量を決めた?
CDに収録できる音楽の再生時間は、当初74分でした。なぜ74分かと言うと、クラシックのほとんどの曲は75分程度で収まるからとか、指揮者のカラヤンがベートーベンの第九を全部入るように言ったからなどの説もあります。
でもどんなにダイナミックなオーケストラの音や、臨場感溢れるライブの音も、CDに収められる時は、この数値に合うように音質を落とされているのです。
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