コードブックはもういらない
ギターは形でコードを覚えられるので、理論を知らなくても始めやすい反面、いつまで経っても知らないコードは弾けないということにもなりやすい楽器です。
特にギターを始めたばかりのときは、とにかく弾ける曲を増やすことが大事です。そのためには1つでも多くコードを覚えるのが先決ですが、コードブックを買わなくてもギターのコードを調べられるソフトがあります。
Guitar Kitsch
『Guitar Kitsch』は知らないコードの押さえ方を表示して、その響きを耳で聴くことができるフリーソフトです。
bや#が付くテンションコードなどには対応が不十分ですが、『Guitar Kitsch』は見やすくて操作しやすいインターフェイスと、選んだコード音を記録して再生できるところが優れています。

例えば
♪C C Dm Dm G7 G7 C E7
というコード進行の曲があったとき、このコード進行をテキストとして記録したり、MIDIファイルにして再生することもできます。
またコード音はダウン・アップストロークや数パターンのアルペジオなどから選ぶことができるため、初心者がギターの練習を始める場合も非常に便利なソフトです。
ダウンロードはVECTOR Guitar Kitschのページまたは作者のWebサイトからできます。
コード進行の記録と再生
『Guitar Kitsch』をダウンロードしたら、まずは適当にさわってコードを鳴らしてみましょう。操作は簡単なので数分もすれば使い方はわかると思います。
ここでは『Guitar Kitsch』にコード進行を記録して再生する方法を紹介します。例とするコード進行は、
♪C C Dm Dm G7 G7 C E7
です。

まず1の枠から最初のコードであるCmajを選びます。「バリエーション」でハイポジションを選ぶこともできますが、ここではすべてローポジションで行ってみます。
Cmajコードを選んだら2の枠でコード音を鳴らして確認します。コードをじゃら~んと鳴らしたりアルペジオで鳴らすこともできますが、今回は「アルペジオ1」を選択します。
3の枠で囲った赤丸がコードを記録するボタンです。今回は♪C C Dm Dm G7 G7 C E7というコード進行なので、記録ボタンを2回クリックします。

次はDmコードの登録です。同じように1の枠でDmのコードを指定します。2のコード音の確認は省略しても構いません。
Dmも3の記録ボタンを2回クリックします。

G7も同じようにコードを指定して、記録ボタンを2回クリックしてください。

もう一度Cコードですが、今回は記録ボタンを1回だけクリックです。

最後のコードはE7です。これも記録ボタンを1回だけクリックしてください。
すべてのコードが記録できたら、「コード記録」ウインドウが画像と同じようになっています。
「コード記録」ウインドウが表示されていない場合は、「編集」メニューから「コード記録データ」をクリックしてください。
コードの記録ができたら保存しておきましょう。保存方法はテキストでの保存とMIDI形式の音楽ファイルの2通りできます。

テキストでの保存は、「ファイル」メニューから「保存」をクリック。適当な名前をつけて保存してください。
「MIDI」を選ぶと、記録したコード進行を音楽ファイルとして保存することができ、Windows Media Playerなどで再生することができます。
Sample.midと同じようにできたでしょうか?
コードの記録は1小節に1クリックですから、同じコードが2小節続くなら2回記録ボタンをクリックです。こうして記録しておけば観て聴いて弾くことができますので、初心者のギター練習のほかにも、コピーした曲のコード進行を鳴らしながら弾くこともできます。
欲を言えば、自分でコードを登録することができたり、もっとコードを細かく指定できるようになればいいですが、これだけできればかなりギターの練習に重宝しそうなソフトです。
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